あなたのパラシュートを詰めるのは誰?その1

2005-10-08

サービスを語る時、必ずと言っていいほど名前が挙がる
ザ・リッツカールトン・ホテル。

このホテルの日本支社長でいらっしゃる高野登氏が書かれた
「リッツカールトンが大切にするサービスを超える瞬間」(かんき出版)
という本を読んでいます。

とても素晴らしい本なのですが、
その中でも特に印象に残っているお話しを
みなさんにシェアさせていただきます。


タイトルは、「あなたのパラシュートを詰めるのは誰?」

アメリカの海軍兵だったチャールズは、ジェットパイロットとして
ベトナム戦争に参戦していた。
優秀なパイロットであった彼は数々の作戦をこなしたが、
75回目の出撃で撃墜され、堕ちていく中、
危機一髪、パラシュートで脱出に成功した。


しかし、敵地に着地したため投獄され、
苦しい6年間を監獄で過ごした。


ベトナム戦争が終結し、チャールズも無事解放され、
妻と二人でレストランで食事をしていた。


その時、別のテーブルにいた男が彼のもとにやってきて
「あんたチャールズじゃないか!
空母キティホークからジェット機で出撃して行っただろう。
撃墜されたんじゃなかったのか?」


チャールズは驚いて
「なぜあなたはそんなことを知っているんだ?」


すると男は
「あの時、おれがあんたのパラシュートを詰めたんだよ」


チャールズは深い驚きと感謝で思わず息をのんだ。


そして、男は嬉しそうに言った。
「どうやらちゃんと開いたようだな」


「もちろんだ。
もしあの時あんたのパラシュートが開かなかったら、
私は今こうしてここにいられるはずがない」


チャールズはこの出来事から学んだことを
講演して歩くことになったのである。

続く・・・